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登録日:2012/02/13(月) 23 09 19 更新日:2022/07/02 Sat 15 03 39NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 ATLUS PS2 RPG このタイトルが長い! アトラス アバドン王 ゲーム デビサマ デビルサマナー モダン ライドウ 人修羅 女神転生 帝都物語 探偵 横溝正史 葛葉ライドウ 運 麻雀 魔を使い、魔を討て。 帝都の危機にライドウ再び見参 再び大正二十年、やっぱり帝都。 超力兵団から帝都を守護したデビルサマナー葛葉ライドウ。 しかし、またしても帝都に危機が迫ってしまうのだった。 ライドウは帝都のため、そしてある人々の運命を変えるため、アバドン王に決戦を挑む! ※この項目には、多少のネタバレが含まれていますが、物語の結末は記述してはいないのでご安心ください。 ○概要 ○物語 ○主な新要素 ○戦闘 ○主な登場人物 ○概要 2008年、ATLUSから発売された、デビルサマナーシリーズ第4作目。 単品以外にも、『真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE マニアクス クロニクル エディション』と抱き合わせの、『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王 Plus』というセット発売もある。 真3の方は、大人の都合で出演出来なくなったスタイリッシュなダンテさんの活躍を、モダニッシュなライ様にそのまま移し変えた内容となっている。 そのパッケージは、悪魔絵師描き下ろしのデビルサマナー葛葉ライドウ対人修羅という夢の図である。 物語は、横溝正史か江戸川乱歩にでもインスパイアされたのか、閉鎖的な村が1つのモチーフになっている。 おまけにその村の因習は、ちょっとエロチックである。 でも15禁だから何の問題もないぜ! 茜ちゃんちゅちゅ。 概ね、前作よりも好評なシステム・内容だが、「根本的な解決に至らないラスト」「デビルサマナーシリーズに無かった筈の属性設定」「周回プレイにはウザくなるお面の独説」がよく槍玉に挙げられる。 ○物語 「運」に関する事柄が帝都で流行するさ中、仕事もしないで、 のほほんとトーストを食べるニートもとい探偵の鳴海さんと、それを仁王立ちで優しく見守るその部下ライドウ。 そんなまったりとした平和で素敵な無労働ライフを、謎の虫と一人の少女の来訪が無残にも破りさってしまうのだった。 彼女の依頼は、とある男の捜索である。 男の調査をしていくと、辺境の槻賀多村にたどり着くニートとモミアゲ。 そこで待っていたのは、陰湿な村の因習と、それに抗おうとする男の強い意思だった。 日和見者として秩序のために、因習を守るのか、正直者として自由のために因習を破壊するのか、それとも切れ者として中立を選ぶのか。 村の運命は、強い意思による行動が「きっかけ」となり、やがて帝都を巻き込むこととなる。 再び迫る帝都の危機に、ライドウが選択した1つの結末とは。 ○主な新要素 悪魔交渉 強制同行からナンパに変更。 お馴染みの悪魔会話が帰ってきたぞ。 旗色を良くするために仲魔に説得させることもできる。 マルチエンディング 女神転生、お馴染みのルート分岐である。 メガテニストなら全ルート制覇を目指そう! 二体同時召喚 ユーザーの希望から、戦闘中に二体まで同時召喚できるようになった。 ライホー君にツッコミを入れられるが、モダンにやり過ごそう。 錬剣術 前作とは違う形で、業魔殿で刀の強化が可能になった。 刀も3種類に増やされ強攻撃がそれぞれ太刀、槍、斧に変化する。 設定では刀の性格によってマグネタイトの帯び方が変わるということ。 魔人襲来 不運が呼び寄せた、世界の終末を告げる者共。 毎回新月になる度に、遭遇する可能性があるが、魔人は強力なので注意。 しかし、条件を満たせば…恐ろしくも心強い味方となるだろう。 別件依頼 本編とは別の件の依頼。気が向いたら、こっちも攻略しよう! 依頼主は初代キョウジ(狂死)だったり、江戸川乱歩らしき人物だったり、アヌーンっぽい人だったり、 ロボット作った実在の科学者だったり、小学校時代の水木翁らしき人物だったりと小ネタが満載である。 時には悪魔会話の際に鳴海探偵社を紹介することで依頼が発生するという変化球も存在。 あの子…もといアリス関連もここに収録。 『ソウルハッカーズ』の王国屋依頼が拡大した物で、メインシナリオに匹敵する位の内容を誇る。 全100(+4)件。 運喰い虫 本作のキーワードである「運」を喰らう虫。虫かごを入手することで使役できる。 たくさん捕まえると運が上昇し、また戦闘中に使うことで状況を変えることができる。 逆に敵からの不意打ちなどで逃げられると不運状態を併発することも…強いメリットもあるが、デメリットのほうが大きい。 また、業魔殿へ全てのセーブポイントからワープ出来る様になり、合体が快適に。 ○戦闘 戦闘は改善され、前作に比べるとかなり快適になっている。 ライドウさんの戦闘能力の向上を実感できる要素が多い。 ◎MAGスケジューリングバトル 奴隷(仲魔)の消費MAGは全て、ご主人様であるライドウが補う。 敵の弱点を突くと硬直し、その隙に攻撃するとMAGを吸収することができる。 これが「MAGスケジューリングバトル」である。 弱攻撃(○) 「煉獄撃」からなる連続攻撃をお見舞いする。攻撃の基本である。 強攻撃(△) MAGを消費する強力な攻撃。刀の種類によって技が異なる。 太刀タイプ 「磁霊虚空斬」で広範囲を高速で斬りつける。一発ではなく、多段ヒットする。 大量の雑魚に囲まれた時にもこれで一安心。 槍タイプ 「磁霊龍雨突」という連続突き。一発の威力は低いが、手数が多く太刀タイプのよりもDPSが高いので、総合的にかなりのダメージを与えられる。 「磁霊龍牙突」という突進突きも、追加入力絡みで使用できる。 斧タイプ 「磁霊金剛壊」というタメ技。突きからの派生でタメ無しでも出せる。出は遅いが範囲は広く威力は高い。 銃撃(◻︎) コルトライトニングによる発砲。前作と違い弾数は無限になり、連射数と連射力が強化された。 最後の一発にディレイをかけると威力が上がるが、基本的には逃げ回る敵の足止めで活躍する。 属性弾は販売されなくなり、仲魔の力を借りて一定時間撃ち放題になるパターンに変更された。 回避(×) ニュートラルでバク転、方向キーで回転回避。 無敵時間はないがかなり機敏に動けるため前作の足の遅さも解消された。 防御(L1) 防御。刀の種類で見た目だけだが変わる。 万能で最終的にメギドラオンすらこれで軽減できるが、 初遭遇した魔人の猛突進などをモロに受けると…… また、一部の攻撃の追加効果を防げるというのも重要。 召し寄せ(L2) 仲魔を瞬時に側へ移動させる。 保護やスキルの発動をキャンセルさせたい時に有効。 ◎仲魔 通常攻撃の仕様は据え置き、スキル関連は改良された。 通常攻撃スキル 物理では猛突進、魔法ではレーザー系などが追加。 オートスキルを設定でき、戦闘中に連射してくれたりする。 回復スキルに設定すると、ライドウがピンチの時に応じて使ってくれるなど連携感が増した。 変化技 銃や刀に魔法をかけて属性を付与したり、一定時間バリアを展開して行動に専念できるようにする。 特に「○○剣」はライドウさんの火力が飛躍的に上がるうえに、物理耐性を持つ悪魔もなます斬りにしてしまうほど強力。 銃の属性弾もこちらに移動したがあまり実用性は…… 合体技 前作の合体技は廃止され、メニュー画面から選んで発動する。 仲魔から力を貰い大技を放つ。瞬時に発動し、広範囲をカバーしてくれる。 消費MAGも相応に多い。メギドラオンもここ。 ○主な登場人物 ◎葛葉ライドウ 【職業】デビルサマナー 【年齢】10代後半 主人公。デビルサマナー十四代目葛葉ライドウ。 プライベートでは、弓月の君高等学校に通っている(……が出席はしていないと判明)。 やっぱり帽子は取らない。モミアゲでツンツンされたい。 変身するとハードな芸を披露したり、女湯に入ったりと割とやりたい放題ができる。 ◎ゴウト(業斗童子) 【職業】サマナーのお目付け役 【年齢】不明 ニャンコ先生。ライドウの相方。 探偵手帳を管理し、捜査状況を記入するというネコ並外れた芸当を披露する。 ◎鳴海 【職業】鳴海探偵社所長(ニート) 【年齢】30代前半 探偵。実は元腕利きスパイだったり。 国士無双を駆使するイカサマアマチュア雀士でもある。コーヒー好き。 本作では情報整理に付き合ったり、事態を収めるための一環として虫かごを拾い集めるというなかなかの活躍を見せる。 ◎朝倉タヱ 【職業】新聞記者 【年齢】20代前半 またの名を葵鳥さん。行動力がある女記者。 民俗学を勉強していて、その見地から事件を調査する。芸術的に気絶する。 取材協力次第では、入浴シーンが見れる。マニアには堪らない展開である。今作では結構活躍する。 ◎弾 【職業】虫使い 【年齢】25歳(厄年) 茜が捜索を依頼した、行方不明の人物である。一風変わった様相の男。 強くて頭が良くて男前だしよう! 運命を切り開く強固な意思を持つ正直者。 ◎成田茜 【職業】無職 【年齢】19歳(厄年) 悲劇のヒロイン。衆議院議員、成田の娘を自称しており、鳴海探偵社に弾の捜索を依頼する。 夢はパティシエ。 運命に翻弄され他人を思いやる日和見者。 ◎葛葉ゲイリン 【職業】デビルサマナー 【年齢】61歳(厄年) カモンっ。十七代目葛葉ゲイリンの名を襲名した男。 アメリカで、修行のプロセスを実践した歴戦の勇士。 槻賀多村を中心に活動している。 なお、ゲイリンとはライドウと同じく葛葉四天王の一角である。 ◎凪 【職業】デビルサマナー(見習い) 【年齢】不明 葛葉ゲイリンの弟子。ロシア系ハーフの美少女。 師匠共々ゲイリン語を使う。巻き髪ふにふにしたい。かわゆい。 説明書曰くライドウには挑発的な態度、だが全くそんな事はない。 ライドウにはデレにデレるセオリー。 前髪が気になるタイプで割と天然。 ◎金髪の青年 【職業】閣下 【年齢】不明 とうとう現れた、メガテンお馴染みのあの御方。 本作では、モダンなファッションの青年として登場。 いつになく、遠回しな表現が多くてうざったい御方。ある意味諸悪の根源。 仲魔から受け取るギフトはだいたいこの御方がくれてるらしい。ハードにするとうざったい魔人の親玉でもある。 ……自分に正直に生きていると次周で……。 ◎ライホーくん 【職業】悪魔 【年齢】不明 サブイベントにて登場。クリアすれば仲魔に。 別名十五代目葛葉ライホー。メタ発言をするが種族は妖精。 ジャアクフロストも居るでよ。 追記・修正のプロセスを希望するセオリーです。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アバドン王のシナリオすき、なんか評判悪いよね。 -- 名無しさん (2013-12-26 22 35 08) ↑近年稀に見る傑作だと思ったけどなあ。対象年齢は高めだけど。 -- 名無しさん (2013-12-27 00 50 09) いや、ゲーム自体の評価は高いおれも良作だとおもってる、ただシナリオの評価が低い気がするんだよな、俺はめちゃくちゃすきだが。 -- 名無しさん (2014-01-01 02 48 48) 村人の牛食っただけのやつがラスボスだからかな? -- 名無しさん (2014-02-22 17 03 13) 色んなところ回って情報収集すると、「アポリオン襲撃の方がマシ」って言われるぐらいかなりでかい被害が出てるんだけど大抵のプレイヤーはあの爺さんの話しか聞かないんだよね。 -- 名無しさん (2014-02-28 22 43 08) 超力兵団が誘拐事件→海軍の陰謀→古代神の怨恨→平行世界の使命と敵も明確で目的も小気味よくスケールアップしていくのに対し、アバドン王は田舎で蟲使いと一悶着する話が唐突に世界の命運をかけて人類の負の化身みたいな曖昧なものと戦う話まで飛ぶからなあ。ある意味メガテンシリーズらしさ -- 名無しさん (2014-06-18 00 20 04) ↑途中で送った。従来のメガテンらしさはプンプンするんだが、超力の痛快ドラマを期待していたファンと求めるものが違いすぎたのはあるかも -- 名無しさん (2014-06-18 00 22 03) 物語が黙示録にちゃんと沿って動いてるっていうのを最近気付いた -- 名無しさん (2014-07-09 17 48 14) ライドウに惚れた女学生が、最終的にライドウを殺そうと考えてた事が妙に印象に残ってる -- 名無しさん (2022-07-02 15 03 39) 名前 コメント
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デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王 要約スレpart3-22 22 :ゲーム好き名無しさん:2008/12/24(水) 15 54 38 ID VsSX7cCsO 葛葉ライドウ対アバドン王 山陰地方のツキガタ村には虫使いの暗殺一族がおり、それにより村の財政を担っていた。 だが肝心の虫は異形の一族天斗から提供されて、その代償として一族の女を嫁がせなければならない。 (嫁といっても繁殖の為の生け贄みたいなもの) 今年は茜という少女がなり兄の弾は阻止するため行動する。 その方法は運食い虫という他者の幸運を奪う虫を使い、天斗が崇めるかかさまがいる深淵世界を開き、かかさまを操り天斗より上位に立とうとした。 だが弾は操れず帝都は蹂躙されるが、ライドウは同じ葛葉四天王ゲイリンの秘術を使い深淵世界を閉じる。 だが度重なる不運から帝都の人々は絶望し深淵世界の無限奈落アバドンにすまう神シナドは人々の救済を開始する。 シナドの救済とは将来があるから人々は絶望する、よって人々の将来を閉ざすというもの。 ライドウは弾の助けをかりアバドンに乗り込みシナドを倒し希望を見せ付ける。 シナドは人々が絶望するならまた現われるといい消え去る。 ルートにより弾か茜のどちらかがシナドへの道を開くため犠牲になる 生き残って頑張ってる弾か茜にもう一人が見守ってエンド(生き返ったか幽霊なのかは不明)
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デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王 要約スレpart3-22 22 :ゲーム好き名無しさん:2008/12/24(水) 15 54 38 ID VsSX7cCsO 葛葉ライドウ対アバドン王 山陰地方のツキガタ村には虫使いの暗殺一族がおり、それにより村の財政を担っていた。 だが肝心の虫は異形の一族天斗から提供されて、その代償として一族の女を嫁がせなければならない。 (嫁といっても繁殖の為の生け贄みたいなもの) 今年は茜という少女がなり兄の弾は阻止するため行動する。 その方法は運食い虫という他者の幸運を奪う虫を使い、天斗が崇めるかかさまがいる深淵世界を開き、かかさまを操り天斗より上位に立とうとした。 だが弾は操れず帝都は蹂躙されるが、ライドウは同じ葛葉四天王ゲイリンの秘術を使い深淵世界を閉じる。 だが度重なる不運から帝都の人々は絶望し深淵世界の無限奈落アバドンにすまう神シナドは人々の救済を開始する。 シナドの救済とは将来があるから人々は絶望する、よって人々の将来を閉ざすというもの。 ライドウは弾の助けをかりアバドンに乗り込みシナドを倒し希望を見せ付ける。 シナドは人々が絶望するならまた現われるといい消え去る。 ルートにより弾か茜のどちらかがシナドへの道を開くため犠牲になる 生き残って頑張ってる弾か茜にもう一人が見守ってエンド(生き返ったか幽霊なのかは不明)
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デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団 ・要約版:要約スレpart2-898,899 ・詳細版:part21-605~607・609・611~612 898 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/15(水) 10 32 42 ID xZKRYYqB0 877 2分割になってすまない 【葛葉ライドウ対超力兵団】 大正20年。 ライドウは探偵事務所に身を寄せているが、名家の少女である「大道寺伽耶」から電話で依頼がある。 しかし伽那は赤服の憲兵に攫われてしまう。 依頼人である少女を救出すべく帝都を奔走するうちに、 陸軍の「宗像」という男が指揮を執っており、宗像の隣にはいつも伽那がいることもわかる。 宗像から伽那を取り戻すべく会いに行き、無事伽耶を取り戻すが、伽那は謎の言葉を残して異界へ消えてしまう。 なお、そのあたりで宗像の「超力計画」を知ることになる。 「超力計画」とは、 人の不安を電波で煽る→人の体内で不安が増殖すると「ヒルコ」という悪魔が生まれる→ 人からヒルコが離れて電波塔へ集まる→ヒルコを使って戦艦をスーパーロボットにする→ スーパーロボット化した戦艦は、宇宙からの衛星電波で操ろう …というトンデモ計画。 899 : 898つづき:2008/10/15(水) 10 33 38 ID xZKRYYqB0 宗像の「超力計画」を阻もうとするが、スーパーロボットは完成してしまい、帝都は炎上する。 宇宙へ出てロボットを操る衛星を破壊し、無事ロボットを止めることに成功した。 だがそこへ伽那が新たなスーパーロボットに乗って登場し、大正20年での歴史改変が失敗したが、 このロボットがある限り、私の野望は止められないと言い消えていった。 伽那は本来あるべきではない「大正20年」という時代を改変し、 未来を違うものにしようとした何十代も先の葛葉ライドウ(ライドウは世襲制につき、実子が継ぐわけではない)が、 伽那に憑いた姿で、攫われた直後からもう既に替わっており、宗像と手を組んで計画を進めていた。 時間をつないでいる回廊へ行き、伽那に憑いた者、スーパーロボット全て掃討。 伽那自身を連れて戻り、大正20年の帝都は平和になり、めでたしめでたし。 605 ライドウ ◆l1l6Ur354A sage 2006/03/07(火) 12 50 53 ID Zm8zpu4z プロローグ:試験に合格し14代目葛葉ライドウを襲名する主人公。 お目付け役の猫ゴウトと共に帝都守護の任を受ける。 表向きは民間協力者でオカルト探偵の鳴海の助手として働くことになる。 第一話:消えた資産家令嬢 ライドウが帝都に来て一年、探偵所に一本の電話が入る。 依頼主の少女「大道寺伽耶」は「私を殺して」と依頼するが 直後、赤服の憲兵が現れ、ライドウを倒して彼女を攫っていく。 調査に乗り出すライドウ。 彼女の実家、大道寺家は名家でありながら没落しつつあった。 当主の猛は病に倒れており、叔父清により彼女の捜索以来を受ける。 地下牢に隠された日記から大道寺家の女は16才を迎えると鬼の血に目覚めると 言い伝えられており、閉じ込められていたことがわかる。 清を問い詰めようとしたところ、目の前で「赤マント」の悪魔と化し逃走していく。 第二話:怪人赤マント現る 町には赤マントの怪人が車を壊すという噂が広まっていた。 清の行方を捜して、彼の知り合いであった車夫と知り合うが今度は彼の妹を探すことに 調査の末、赤マントを撃破するが、倒れたその姿は車夫その人だった。 タクシーがあるから俺の仕事がなくなる…そんな彼も妹の愛情によって目を覚ます。 清の居場所が、彼の潰れた工場であることを聞き、さっそく現場に向かうことに。 この話で任侠と女将と知り合う。 606 ライドウ ◆l1l6Ur354A sage 2006/03/07(火) 12 59 37 ID Zm8zpu4z 第参話:ダークサマナー見参 大道寺紡績工場にたどり着くが、これまでも何度か妨害してきた謎の声が響き 魔斗量子界に飛ばされる。従業員を助け、結界を破った先に清を発見。 観念して全てを話そうとする清の首筋からキモイ怪物が飛び出し去っていく。 そこに現れる謎のロシア人はダークサマナーラスプーチンと名乗り、怪物はヒルコだと 教えてくれる。その後、悪魔をけしかけて逃げていく。これを排除。 清は工場と殺される運命の伽耶を助けたい思いを利用されていたことがわかる。 第四話:港街連続失踪事件 古物商の金王屋主人から最近品物が入荷されないので助けて欲しいと依頼がある。 港町で調査すると女将がいて日本人の荷物と水夫が消えてしまうこと、エルフマンという 外国人が昔と人が変わったようにあくどいことをしていることがわかる。 荷物消失に関わっていた悪魔を倒し、エルフマンに接触しようとするが彼はすでに殺されてい て、ラスプーチンが成りすましていた。 何者かと会話するラスプーチン。「この大正20年は歴史の分岐点」という話が聞ける。 ここでラスプーチンとの決戦となるが倒れた姿は機械仕掛けの精巧な人形だった。 第五話 地底参佰米の対決 大道寺伽耶の誘拐、ラスプーチンの暗躍。その裏に陸軍による「超力計画」の影が見える。 そんな中、新聞記者タエのもとに陸軍からの情報提供者が現れたと聞き会いに行く。 異界に閉じ込められたタエと情報提供者定吉を助けたライドウは、不死の兵隊と強力な戦艦で 外国への侵略を計画していることを聞き、地下工場へと向かう。 首謀者である陸軍少将「宗像」は、伽耶に宿る鬼の血を手に入れ去っていく。 伽耶は実家に帰るわけにもいかず、探偵事務所で助手として雇うことになった。 607 ライドウ ◆l1l6Ur354A sage 2006/03/07(火) 13 11 23 ID Zm8zpu4z 第六話 伍色不動の秘密 髪を切った伽耶とともに超力計画に必要な五色不動の力について調べるライドウ。 6番目の無色不動を見つけるが、伽耶はその力を手に入れると異界への門を開き消えてしまう 第七話 呪われた探偵 海軍のお偉いさんが呪われたので「ふちこま」として代わりに呪いを受ける。 ダメージ喰らいながらも逆探知し、これを排除。 第八話 鉄塔の悪魔 実は海軍のスパイだった定吉の協力の下、桜田山の電波塔「和電イ号基」に挑む。 (補足・人の不安などを電波で増幅>赤マント化>ヒルコが成長し宿主から離れる>ヒルコ電 波塔に集まる>その力を超力計画に利用) 宗像はこの国が間違った方向に進もうとしていると告げ協力を要請するが断る。 虐げられた古き神を召喚するがこれを撃破。しかし、隙をつかれラスプーチンによって 次元の狭間に落とされてしまう。元の世界を強くイメージするライドウ。 第九話 弐人の召喚師 町に戻ったものの違和感を覚えるライドウとゴウト。その前に現れたのは顔に傷がある以外 瓜二つの男、葛葉雷堂と業斗だった。ヤタガラスの使者から並列世界に飛ばされたことを 知り、試練を乗り越えてもとの世界に戻ることに成功する。 609 ライドウ ◆l1l6Ur354A sage 2006/03/07(火) 13 23 16 ID Zm8zpu4z 第拾話 帝都炎上! 元の世界では陸軍が戒厳令をしいていた。全てを俺にまかせろと書置きを残して消えた 鳴海を探すことに。途中でラスプーチンが現れるが既に自分の役割は終わったとして 超力計画について色々教えてくれる。「ミーにも使命が与えられていたがそれを放棄した」と 再び地下工場に、鳴海と合流すると彼が元陸軍だったこと、 昔の宗像は超力計画で国を救おうとしたが民を犠牲にするような人間ではなかったと告げる。 待ち受ける宗像は既に計画は完了したといい、超力戦艦が宇宙パワーで町を破壊する。 問い詰める鳴海だが、既に宗像は常世神スクナヒコナに乗っ取られていた。 虐げられてきた古き神々の恨みを晴らそうとするこいつを倒し、地上に戻るが 町は超力戦艦により大変なことになっていた。 第拾壱話 宇宙への挑戦 超力戦艦を倒すことは不可能。ならば、力を送る衛星タイイツを破壊すればいいと考え 変人、九十九博士のロケットを利用することに。この時代の技術では不可能だが、 ラスプーチンの計算を持って悪魔とゴウトを載せたロケットはタイイツを破壊する。 「2代目以降全てを見てきたが…お前が一番良かったぞ…ライドウ。我が名を継ぐものよ」 ゴウト爆死。でも魂はいつも傍にある。 宇宙パワーがなくなったことによる超力戦艦(ロボ形態)は膝を折る。 全てが解決した、そう鳴海が告げた時海からもう一台の超力戦艦が現れる。 その方に立つ伽耶は、お前のせいでこの時代での歴史改変が失敗したと告げ消えていく。 611 ライドウ ◆l1l6Ur354A sage 2006/03/07(火) 13 43 52 ID Zm8zpu4z 第拾弐話 人の想い 心の絆 事件はまだ終わっていない。ライドウは9話で手に入れた技で時空を超え、伽耶を追う。 時空の迷い子と時間旅行者。悪魔達がうろつくアカラナ回廊を未来へと歩くライドウ。 1990年台に東京にICBM落下。2020年ごろ変な機械をつけた高校生が神と悪魔を倒す。 大洪水が起こって、メシア教会が台頭、管理社会が訪れる…そんなビジョンを見る。 「大正20年から来た?大正は15年までだよ…そうか、ありえない歴史をお上は修正しようとし たんだ。ラスプーチンという名のダークサマナーが派遣されたのもそのせいか」 「遺伝子工学の理論を応用して、祖先に記憶転写しようとした者がいたらしい、デビルなんと かと言ったかな?」 「ライドウ?俺の同僚のテンプルナイトに同じ名前の奴がいたよ。優秀な奴だったけど、やる ことがあると言って消えてしまったけど」 歴史の行き着く先20XX年。そこでは伽耶にとりついた者が決着を付けるべく待ち受けてい た ライドウのおかげで時間の歪みは最小限に抑えられた、しかしその先に待ち受ける未来はけっ して幸福なものではないと告げるの鬼。伽耶の身体では分が悪いと悟り超力超神ヤソマガツと 融合するが、ライドウの前に敗れる。崩壊する時空の中、伽耶にしがみつこうとするそれを切 り捨て2人は元の世界へと戻っていく。 「薄れてゆく意識の中で、あなたの声が聞こえたの。」名乗ったのは乗っ取られた後だったのにライドウの本名を呼ぶ伽耶。一瞬驚いた顔をするライドウ。 事件は無事解決し、伽耶も家に帰ることができた。 「帝都で大地震か、全てはなかったことにされたか。しかし、ほんとに何だったのかねぇ。 その鬼は本人が言うように将来人だったのかそれとも、一人の少女の幻想だったのか…」 そんな話をする鳴海のもとに電話が入る。「事件だ、行くぞライドウ。」頷くライドウ。 終わり 612 ライドウ ◆l1l6Ur354A sage 2006/03/07(火) 13 51 18 ID Zm8zpu4z なんかメモ張からコピペしたら改行が変になってる… 説明不足な部分もあるしセリフもうろ覚えで書いたのでちょっと違うかも。
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デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団part21-605~607・609・611~612 605 ライドウ ◆l1l6Ur354A sage 2006/03/07(火) 12 50 53 ID Zm8zpu4z プロローグ:試験に合格し14代目葛葉ライドウを襲名する主人公。 お目付け役の猫ゴウトと共に帝都守護の任を受ける。 表向きは民間協力者でオカルト探偵の鳴海の助手として働くことになる。 第一話:消えた資産家令嬢 ライドウが帝都に来て一年、探偵所に一本の電話が入る。 依頼主の少女「大道寺伽耶」は「私を殺して」と依頼するが 直後、赤服の憲兵が現れ、ライドウを倒して彼女を攫っていく。 調査に乗り出すライドウ。 彼女の実家、大道寺家は名家でありながら没落しつつあった。 当主の猛は病に倒れており、叔父清により彼女の捜索以来を受ける。 地下牢に隠された日記から大道寺家の女は16才を迎えると鬼の血に目覚めると 言い伝えられており、閉じ込められていたことがわかる。 清を問い詰めようとしたところ、目の前で「赤マント」の悪魔と化し逃走していく。 第二話:怪人赤マント現る 町には赤マントの怪人が車を壊すという噂が広まっていた。 清の行方を捜して、彼の知り合いであった車夫と知り合うが今度は彼の妹を探すことに 調査の末、赤マントを撃破するが、倒れたその姿は車夫その人だった。 タクシーがあるから俺の仕事がなくなる…そんな彼も妹の愛情によって目を覚ます。 清の居場所が、彼の潰れた工場であることを聞き、さっそく現場に向かうことに。 この話で任侠と女将と知り合う。 606 ライドウ ◆l1l6Ur354A sage 2006/03/07(火) 12 59 37 ID Zm8zpu4z 第参話:ダークサマナー見参 大道寺紡績工場にたどり着くが、これまでも何度か妨害してきた謎の声が響き 魔斗量子界に飛ばされる。従業員を助け、結界を破った先に清を発見。 観念して全てを話そうとする清の首筋からキモイ怪物が飛び出し去っていく。 そこに現れる謎のロシア人はダークサマナーラスプーチンと名乗り、怪物はヒルコだと 教えてくれる。その後、悪魔をけしかけて逃げていく。これを排除。 清は工場と殺される運命の伽耶を助けたい思いを利用されていたことがわかる。 第四話:港街連続失踪事件 古物商の金王屋主人から最近品物が入荷されないので助けて欲しいと依頼がある。 港町で調査すると女将がいて日本人の荷物と水夫が消えてしまうこと、エルフマンという 外国人が昔と人が変わったようにあくどいことをしていることがわかる。 荷物消失に関わっていた悪魔を倒し、エルフマンに接触しようとするが彼はすでに殺されてい て、ラスプーチンが成りすましていた。 何者かと会話するラスプーチン。「この大正20年は歴史の分岐点」という話が聞ける。 ここでラスプーチンとの決戦となるが倒れた姿は機械仕掛けの精巧な人形だった。 第五話 地底参佰米の対決 大道寺伽耶の誘拐、ラスプーチンの暗躍。その裏に陸軍による「超力計画」の影が見える。 そんな中、新聞記者タエのもとに陸軍からの情報提供者が現れたと聞き会いに行く。 異界に閉じ込められたタエと情報提供者定吉を助けたライドウは、不死の兵隊と強力な戦艦で 外国への侵略を計画していることを聞き、地下工場へと向かう。 首謀者である陸軍少将「宗像」は、伽耶に宿る鬼の血を手に入れ去っていく。 伽耶は実家に帰るわけにもいかず、探偵事務所で助手として雇うことになった。 607 ライドウ ◆l1l6Ur354A sage 2006/03/07(火) 13 11 23 ID Zm8zpu4z 第六話 伍色不動の秘密 髪を切った伽耶とともに超力計画に必要な五色不動の力について調べるライドウ。 6番目の無色不動を見つけるが、伽耶はその力を手に入れると異界への門を開き消えてしまう 第七話 呪われた探偵 海軍のお偉いさんが呪われたので「ふちこま」として代わりに呪いを受ける。 ダメージ喰らいながらも逆探知し、これを排除。 第八話 鉄塔の悪魔 実は海軍のスパイだった定吉の協力の下、桜田山の電波塔「和電イ号基」に挑む。 (補足・人の不安などを電波で増幅>赤マント化>ヒルコが成長し宿主から離れる>ヒルコ電 波塔に集まる>その力を超力計画に利用) 宗像はこの国が間違った方向に進もうとしていると告げ協力を要請するが断る。 虐げられた古き神を召喚するがこれを撃破。しかし、隙をつかれラスプーチンによって 次元の狭間に落とされてしまう。元の世界を強くイメージするライドウ。 第九話 弐人の召喚師 町に戻ったものの違和感を覚えるライドウとゴウト。その前に現れたのは顔に傷がある以外 瓜二つの男、葛葉雷堂と業斗だった。ヤタガラスの使者から並列世界に飛ばされたことを 知り、試練を乗り越えてもとの世界に戻ることに成功する。 609 ライドウ ◆l1l6Ur354A sage 2006/03/07(火) 13 23 16 ID Zm8zpu4z 第拾話 帝都炎上! 元の世界では陸軍が戒厳令をしいていた。全てを俺にまかせろと書置きを残して消えた 鳴海を探すことに。途中でラスプーチンが現れるが既に自分の役割は終わったとして 超力計画について色々教えてくれる。「ミーにも使命が与えられていたがそれを放棄した」と 再び地下工場に、鳴海と合流すると彼が元陸軍だったこと、 昔の宗像は超力計画で国を救おうとしたが民を犠牲にするような人間ではなかったと告げる。 待ち受ける宗像は既に計画は完了したといい、超力戦艦が宇宙パワーで町を破壊する。 問い詰める鳴海だが、既に宗像は常世神スクナヒコナに乗っ取られていた。 虐げられてきた古き神々の恨みを晴らそうとするこいつを倒し、地上に戻るが 町は超力戦艦により大変なことになっていた。 第拾壱話 宇宙への挑戦 超力戦艦を倒すことは不可能。ならば、力を送る衛星タイイツを破壊すればいいと考え 変人、九十九博士のロケットを利用することに。この時代の技術では不可能だが、 ラスプーチンの計算を持って悪魔とゴウトを載せたロケットはタイイツを破壊する。 「2代目以降全てを見てきたが…お前が一番良かったぞ…ライドウ。我が名を継ぐものよ」 ゴウト爆死。でも魂はいつも傍にある。 宇宙パワーがなくなったことによる超力戦艦(ロボ形態)は膝を折る。 全てが解決した、そう鳴海が告げた時海からもう一台の超力戦艦が現れる。 その方に立つ伽耶は、お前のせいでこの時代での歴史改変が失敗したと告げ消えていく。 611 ライドウ ◆l1l6Ur354A sage 2006/03/07(火) 13 43 52 ID Zm8zpu4z 第拾弐話 人の想い 心の絆 事件はまだ終わっていない。ライドウは9話で手に入れた技で時空を超え、伽耶を追う。 時空の迷い子と時間旅行者。悪魔達がうろつくアカラナ回廊を未来へと歩くライドウ。 1990年台に東京にICBM落下。2020年ごろ変な機械をつけた高校生が神と悪魔を倒す。 大洪水が起こって、メシア教会が台頭、管理社会が訪れる…そんなビジョンを見る。 「大正20年から来た?大正は15年までだよ…そうか、ありえない歴史をお上は修正しようとし たんだ。ラスプーチンという名のダークサマナーが派遣されたのもそのせいか」 「遺伝子工学の理論を応用して、祖先に記憶転写しようとした者がいたらしい、デビルなんと かと言ったかな?」 「ライドウ?俺の同僚のテンプルナイトに同じ名前の奴がいたよ。優秀な奴だったけど、やる ことがあると言って消えてしまったけど」 歴史の行き着く先20XX年。そこでは伽耶にとりついた者が決着を付けるべく待ち受けてい た ライドウのおかげで時間の歪みは最小限に抑えられた、しかしその先に待ち受ける未来はけっ して幸福なものではないと告げるの鬼。伽耶の身体では分が悪いと悟り超力超神ヤソマガツと 融合するが、ライドウの前に敗れる。崩壊する時空の中、伽耶にしがみつこうとするそれを切 り捨て2人は元の世界へと戻っていく。 「薄れてゆく意識の中で、あなたの声が聞こえたの。」名乗ったのは乗っ取られた後だったのにライドウの本名を呼ぶ伽耶。一瞬驚いた顔をするライドウ。 事件は無事解決し、伽耶も家に帰ることができた。 「帝都で大地震か、全てはなかったことにされたか。しかし、ほんとに何だったのかねぇ。 その鬼は本人が言うように将来人だったのかそれとも、一人の少女の幻想だったのか…」 そんな話をする鳴海のもとに電話が入る。「事件だ、行くぞライドウ。」頷くライドウ。 終わり 612 ライドウ ◆l1l6Ur354A sage 2006/03/07(火) 13 51 18 ID Zm8zpu4z なんかメモ張からコピペしたら改行が変になってる… 説明不足な部分もあるしセリフもうろ覚えで書いたのでちょっと違うかも。
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葛葉雷堂 【概要】 第九話にてライドウとゴウトが飛ばされる、異世界における十四代目葛葉ライドウ。 ライドウとまったく同じ顔立ちながら、そこには傷があり、一人称は「我」。 ゴウトと同じ見た目の黒猫、業斗を連れている。 ライドウの力量を褒めつつ、さりげなく自画自賛。
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名前:ライドウ=カミカゼ 種族:人間 年齢:16 性別:男性 出身:イーストエンド 生まれ:狩人 【SWキャラクターメイキング】 種族:人間 器用度 = [ 9][10] = 19(+3) 筋 力 = [ 5][ 8] = 13(+2) 敏捷度 = [12][ ] = 22(+3) 生命力 = [ 9][ ] = 17(+2) 知 力 = [ ][ 4] = 16(+2) 精神力 = [ ][10] = 19(+3) 【技能】 レンジャー:1 シーフ:2 【一般技能】 学生:1 サバゲー愛好会:1 【言語】 読解:東方語 会話:共通語、東方語 【武器】 ヘビー・クロスボウ 必要筋力13 攻撃力4 打撃23 クリティカル10 150m クォーレル 60本 ショートソード 必要筋力6 攻撃力5 打撃力6 クリティカル10 【防具】 ソフト・レザー・アーマー 必要筋力6 防御6 D減少1 【所持品】 背負い袋 袋 小袋 ベルトポーチ 水袋 毛布 食器(1セット) ランタン 火口箱 油(1本/12時間) ロープ(20m) くさび(10本) 小型ハンマー 羊皮紙(10枚) 羽ペン/インク シーフ用ツール 【所持金】 1214ガメル 【経験値】 1520 【設定】 黒髪短髪黒目の東洋人風
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デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王/Code デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王/Codeデビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王 仲魔コードジェネレーターデビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王 仲魔コードジェネレーター MSC用プラグインMSC Plugin Raidou2 v1.2 R2BCC デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王 仲魔コードジェネレーター JavaScript必須 パッドコードジェネレーターはおまけ カルテは仕様上無理なのでMSCプラグインで デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王 仲魔コードジェネレーター 08/11/01適当に作成、動作未確認、人柱仕様、やる気がない MSC用プラグイン デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王のセーブデータの閲覧や編集 MSCは Favorite Action から MSC Plugin Raidou2 v1.2 08/10/30v1.0取り敢えず版 08/11/01v1.1合体回数不具合修正、02_Devilの管属未反映修正 08/11/06v1.2生データだと開けないバグを修正
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003話 ライドウ・鳴海・レイコ 暗い。 街灯の灯りすら掻き消され、この街が死んでいるということをまざまざと見せ付けられる。 静寂が支配する青葉公園をライドウは走っていた。 独り、でだ。 いつも傍らにいるゴウトとはついさっき逸れてしまったのだ。 出来るだけ足音を立てないように、誰にも気配を悟られないように十分な気を回して走る。 この時ばかりは自分が羽織っている真っ黒なマントに感謝した。 普段はあくまでも身に着けている武器を隠すためだけの飾り物だが、今は闇夜にまぎれることが出来る。 もうゲームは始まっている。 そして、このゲームに乗った人間もいるということを彼は知っていた。 自分と同じくらいの背丈の男が、通りかかった青葉公園で死んでいたのだ。 それも強烈な火力で焼かれ、かろうじて留めていた骨格で性別と身長が解るだけという壮絶な死に様だ。 ライドウは葛葉の里での過酷な修行を潜り抜け、 「十四代目葛葉ライドウ」の名を襲名後、年齢不相応の修羅場を潜り抜けてきたつもりだったが、 こんなにも容赦の無い殺し方を目の当たりにしたのは初めてだった。 しかもやったのはおそらく自分と同じ人間。このエリアなら悪魔ではないはず。 先ほど集められた教室にいたのは殆どが自分と同じ年頃の少年少女…。 軍人等に代表される戦い慣れた人種は殆ど見受けられなかった。 極限の状態で人は何処まで残酷になれるのか…。 そんな永遠に解けない謎を考えている時間は無い。 何しろ、先ほど見た死体を作った人間以外にやる気になっている男もいたのだ。 その男は白い学生服を身に纏い、たまたま鉢合わせになったライドウに向かって、 何の躊躇も無く、いきなり無差別魔法を叩き込んで来たのである。 そしてこの状況で奴は何を考えているのか高笑いしながら自らを「魔神皇」と名乗った。 そしてライドウのことを「最初の生贄」とも。 この言葉からライドウと出会う前に既に死んでいたあの男を殺した者では無いということが伺える。 兎に角、逃げるのに必死で詳しい顔の造詣や持っている武器を確認している暇は無かったが、 奴が投げかけた、暗い狂気に駆られた眼を忘れることは今後絶対に無いだろう。 それに皇を名乗るだけあってかなりの使い手だ。 あの魔法以外にも切り札をいくつも持っていると考えるのが無難だ。 いきなり恐ろしい敵に当たってしまい、その時うかつにもゴウトと逸れてしまったのである。 魔神皇と名乗った男や、黒焦げの男を仕留めた相手の対策もそうだが、 どうにかしてゴウトと再び合流しなければならない。 連絡を取る手段が全く無い状況下でどうやって合流するかは皆目見当つかないが…。 (まだ、追ってきているかもしれない。) ライドウは走りながら背後をちらりと振り返った。 果てしない闇が延々と続いている。 幸い、誰もいなかった。いや、気配を完全に殺しながら追って来ているのだろうか。 解らない。 今までもダークサマナーのラスプーチン、伽耶に憑きし者等、自分より格上の相手と戦うことはあったが、 それはあくまでも万端な準備の上での話だ。 今は最大の武器である仲魔も、愛用の刀も銃も抜き取られた丸腰状態な上、彼は魔法という能力が無いのである。 一応武器は支給されていたがライドウにそれを使いこなせる自信は無かった。 支給された武器はクロスボウ。 上手く使えば猛獣を一撃で仕留めることも可能な優れものだが、装填に時間がかかり、この暗闇では狙いも定め難い。 第一、彼はクロスボウに触れるのが初めてなのである。 これを使おうにも先程のようにいきなり魔法をぶつけられたら終わりだ。 事態は最悪だった…。 「ライドウ、ライドウだろ?」 細心の注意を払い、直角の曲がり角を曲がった所で自分を呼ぶ声が聞こえた。 ライドウは咄嗟に身構えたが、それはよく知っている人物の声だったので、ほんの少しだけ気を緩めた。 「鳴海さん…?」 「そうだ。こっちこっち。」 ライドウの横にある古いビルの裏口と思われる錆びたドアがかすかに開き、 見知った天パ頭の男が顔を出し、小さく手招きした。 (本当に鳴海さんだ…。) 声にこそ出さなかったが、ライドウはこのゲームが始まって以来初めてほっと胸を撫で下ろした。 自分と同様、魔法の力が一切無い鳴海と合流したからとは言え、 依然自分が死と隣り合わせであることに変わりは無いが、 それでも信頼を置ける人物と同行出来るのは精神的に大きな支えとなる。 ライドウはそのビルのドアに向かって歩いた。 鳴海に招かれたビルの中は、乱雑としていた。 元はオフィスだったのだろう。事務用机や本棚はいくつかあったが、 書類は床にばら撒かれ、ファイルや雑誌の類も滅茶苦茶に転がっていた。 しかも壁に血糊がべったりと着いており、こんな所でも死闘が繰り広げられたのかと思ったが、 その血糊は乾き、既に黒く変色しているので少なくともこのゲームには関係の無いものだろう。 鳴海はライドウが中に入るとすぐさまドアを閉め、厳重に鍵を掛けた。 その上で重い本棚と机で厳重なバリケードを作る。 よく見ると全ての窓にも同じように塞がれていた。 そして、バリケードを作る鳴海の右腕は負傷しており、 腕まくりをして布の切れ端で止血をしていた。 「どうしたんですか、その傷…」 「あぁ、ちょっとな。」 それ以上は言わなかった。だが、他の誰かにやられたことは明確だし、 そもそも説明の付かないような事態なのだから仕方が無い。 ライドウはそれ以上のことは詮索しないことにした。 感染症等の心配はあるが、すでに血が止まっており、 本人も足取り一つ乱さずに動き回っていることから致命傷には至らなかったようだ。 「ライドウ、先に確認しておくぞ。お前、このゲームに乗るのか? 乗らないのか?」 バリケードを完成させ、こちらに向き直った鳴海は鋭い視線を向けた。 それは今までに見たことが無い、こちらを射抜くような眼であった。 じっと見つめながら、鳴海は密かにズボンのポケットに手を忍ばせていた。 おそらく、ポケットの中に鳴海に支給された武器が入っているのだろう。 ポケットに入る大きさだから、武器は折りたたみ式のナイフか、爆薬の類か…。 ライドウは息を呑んだ。答え方によっては鳴海とすら殺しあわなければいけない。 本当は自分自身、急な襲撃を受けた上、頼りにしていたゴウトと逸れ、混乱してしまい、 この先のことなんて考えている余裕は無かったが、鳴海と戦うのは避けたかった。 だからこう答えた。 「どうにかして逃げる方法を考えています。 僕は誰であろうと殺したくはありません…。」 数秒の沈黙があった。その間、二人は視線をかち合わせたまま微動だにしなかった。 だが、先に動いたのは鳴海の方だ。 「はぁー、良かった~。」 「??」 いきなり緊張を解き、鋭い視線からいつもの気の抜けた鳴海に戻り、 ライドウは男の心境の変化に付いて行けずきょとんとしてしまった。 「鳴海さん?」 「もしお前が乗り気だったらどうしようかと思ってたよ。 お前に本気で掛かって来られたら絶対に勝てる気がしないもんなぁ。 いざと言う時はこいつを使って逃げようと思ってたんだよ。ま、冗談だけど。 お前を信じてたよ、ライドウ。」 いかにも軽く演じられた口調を作りそう言いながら、 鳴海はポケットの中にある自分に支給されたらしき武器を取り出した。それは小さな丸い爆弾のような物である。 手榴弾だったとしたらかなり精度の高い武器になるが、残念ながらそれはただの煙玉である。 単に大きな破裂音が出て大量の煙が出るだけの物なのだから、眼くらまし程度には使えそうだが武器としては落第だ。 「と、言うことは鳴海さんも逃げようと思ってたんですか?」 「…あぁ、まあな。」 最初からそう決めていたとは思えない端切れの悪い返事だ。 この男との付き合いは長いが、どうにも読めないところがある。 いつもはチャランポランだが急に真剣になったり、大概の面倒ごとは自分に押し付けると思ったら、自分から率先して危ない橋を渡ろうとしたり…。 「それで、だ。」 ライドウが突っ込む前に鳴海は勝手に話し始めた。 「此処に来て最初に出会ったのがお前で本当に安心したよ。 実は此処にたどり着く前にちょっと拾いものがあったんだ。会ってくれないか?」 言いながら鳴海は背後にある崩れかけた階段をくいっと指差した。 どうやらその人物は上の階にいるらしい。 「はぁ、いいですけど…」 さっさと名前を出さない辺り、顔見知りでこのゲームに参加させられた人物、タヱか伽耶では無いのだろう。 はたしてそれは安全な人物なのだろうか。信用は出来るのか? どうして鳴海と一緒にいるのか? 様々な疑問がライドウの頭を駆け巡ったが、此処でじっとはしていられない。 それにほぼ丸腰の状態で鳴海と別れ、外に出ることはもっと危険だ。 またさっきの魔神皇に襲われるかもしれない。 …その人物に会うしか無かった。 ライドウは鳴海に促されるまま、後を追い、暗い階段を上る。 ビルの二階に上がり、一つの扉の前で鳴海はノックする。出来るだけ響かないようにゆっくりと。 「誰?」 中から静かな少女の声が聞こえた。いかにも大人しそうで、まるで伽耶のような…。 「俺だ…鳴海だ。信用の置ける仲間を連れてきた。開けてくれないか?」 「鳴海さん…? はい、ちょっと待って下さい。」 中から小走りな足音が聞こえ、ゆっくりと、慎重にドアの鍵が外され、ノブが内側から回された。 恐る恐るほんの少しだけドアが開き、中から蒼白な顔の少女が顔を出す。 真っ黒な髪を肩の辺りで切りそろえ、眼鏡を掛けている。 細面で色の白い顔は、知性的で整っており、美しくもあった。 だが表情は怯え気っており、潤んだような眼で鳴海とライドウを交互に見合わせていた。 「こちらはさっき話した俺の部下の葛葉ライドウ。 大丈夫だ。こいつもこのゲームには乗らないって言ってくれた。」 「……。」 無言の少女にライドウは静かに語りかけた。 「いきなりこんなことになって見知らぬ人間を信じろってのは無理だと思う。 だけど、鳴海さんが大丈夫って言ってる以上、僕は貴女を殺したりはしない。それだけは約束します。」 しばし少女はライドウを不安そうに見つめていたが、ややあってドアを開けると二人を部屋に入れた。 「私、赤根沢レイコと言います…。さっき鳴海さんに助けていただいて。」 レイコという少女は伏し目がちにそう言った。 レイコと名乗る少女の待機していた部屋は六畳程度の小さなものだが、おそらく居住区だったらしい。 畳が敷かれ、小さいながらも流し台とガスコンロが設置されていた。 だが随分と長い間誰も使っていなかったのだろう。他の家具らしい物は無く、また畳にうっすらと埃を被っていた。 畳と同じく天井の蛍光灯の傘にも埃をかぶっていたが、電球が壊れている。使い物にはならないだろう。 この殺風景な部屋にある物と言えば支給された黒い鞄が二つ、部屋の中央に転がっているだけだ。 ライドウも二人と同じ所に鞄を置いた。 鳴海は窓に掛かったカーテンをしっかりと閉じ直すと、鞄から簡易ランタンを取り出し灯を点けた。 うっすらと黄色い灯りが三人の顔を照らす。 鳴海とライドウは畳に上がる時も靴を脱がなかった。レイコも同じだ。 この非常識な状況である。何かが起こればすぐに逃げ出せるような配慮だ。 ようやく形だけでも落ち着いた所で三人は腰を下ろし、鞄に入っていたルールブックを見ながら状況を整理した。 このスマルという街は浮遊しており、脱出はほぼ無理であること。 ゲームの主催者は不明。だが自在に爆破出来る呪いの刻印を一度に多数設置出来ることからかなりの使い手だということ。 参加者の名前だけは数十人全員分、ルールブックに挟んであった名簿に載っているが、 ライドウの知っている人物は鳴海とタヱと伽耶、そして今目の前にいるレイコという少女だ。 ゲームの制限時間は72時間で、その間に参加者は殺し合いをし、最後の一人になったところでゲームは終了。 その一人だけはこの街を脱出出来、一つだけ何でも願い事を叶えてもらえるらしい。 だが24時間の間に一人も死者が出なかった場合は全員の刻印が爆発する。 武器は何を使ってもかまわないが支給されている物は完全にランダム。ただし、魔法や悪魔を使役するのは可。 簡単に言うとこんなものだ。 街が空に浮き、首に刻印が付いている以上逃げるのはほぼ不可能である。 状況を確認した所で事態が好転するわけでは無かった。 それにライドウは見ず知らずの人間を殺すことに抵抗が大きい。 鳴海も、このレイコという少女を殺さずに助けたことから同じなのだろう。 だが鳴海はどうしてこの少女を…? 「俺たちが出会った経緯を話しておくよ。」 ライドウが疑問を口にする前にその本人から説明を始めた。 赤根沢レイコが飛ばされた先は青葉公園という大規模な公園だった。 近代的なスマル市においても緑を多く取り入れ、遊歩道の幅も広く見通しも良い。 つまり、ここにいる限り、自分が飛び道具でどこから狙われても仕方が無いということだ。 突然なことで頭の中はパニック寸前だったが、自分が開始早々かなり危険な状況であることだけは理解出来た。 レイコは足元に転がっている鞄を拾い、隠れることの出来そうな物陰を探した。 周囲には観葉植物が丁寧に植林されている花壇くらいしか見当たらないが、こんなだだっ広い道の真ん中で突っ立っているよりはマシだろう。 レイコはそちらに向かって歩き出した。 周囲をきょろきょろと見回し、花壇を覗き込む。だが、その時先客を見つけてレイコは悲鳴を上げそうになった。 頭部が大きく禿げ上がり、スーツを着た一人の中年男がそこに身を潜めていたのである。 「こ、声を上げないでくれっ。わ、私は半谷、聖エルミン学園の教頭だ…!」 半谷という男も参加者なのだろうが、いかにも脆弱でこの状況に混乱しているようだった。 だがレイコは見逃さなかった。男の手が、自分の背中に忍ばせられているということに。 「今騒がれたらそれを聞いて人が集まってしまうからねぇ!」 男は冷酷に顔を歪ませると、支給された武器、手持ちの電動ドリルを振り上げた。 その時、レイコと同じく青葉公園に飛ばされた鳴海は、見晴らしの良い木の上によじ登り、小型の双眼鏡で周囲を見渡していた。 この双眼鏡は支給された武器では無く、鳴海の私物だ。一応彼は探偵を名乗っており、これは彼の仕事に必要不可欠な物なのだ。 「お?」 双眼鏡に、一人の少女が写った。年齢は彼の部下であるライドウより少し年下だろう。 青いブレザーとストライプのスカート姿で、眼鏡を掛けている。 かなり美しい少女だったが、長髪好みの鳴海に反してショートヘアなのが残念である。 少女はしきりに後ろを警戒しながら走っていた。その後を追うのはドリルを片手にした中年男である。 無抵抗な女の子を凶器を持って追いかけるとは、普通なら見過ごせない状況である。しかし今は普通ではない。 しばらく様子を見ようと思っていたが、鳴海はあることに気づいた。 追いかけられている少女が、かなり強力な力を秘めていることである。 どういう力かは説明に困るが、何か強大な神のようなものが彼女の背後に見える気がするのである。 対して男の方は何の力も持たない一般人だ。おそらく少女の能力についても気づいていないと思われる。 この少女が本気を出せば一瞬で相手の息の根を止めることが可能だ。そもそも潜在能力自体が違い過ぎるのである。 だが少女は逃げるばかりで攻撃をする素振りが全く無かった。 (何かありそうだな。) この時の鳴海の行動はかなり無謀だったと思う。 だが、ひょっとしたらこの少女の存在が、ゲームを下りる何かのきっかけになるのではないかと直感したのである。 逃げる少女と、それを追うドリルの男。二人は何と都合の良い事か、鳴海のいる木の方向に向かって走ってきた。 いつもながら、自分のずば抜けた幸運さに感謝を忘れない。 鳴海は音を出来るだけ立てないように木の枝を一本折った。あまり曲がっていない、丈夫な枝を選んで。 そして頃合を見計らい、槍投げの要領でその枝を男に向かって投げつけたのだ。 「うわっ!」 男は急な襲撃に声を上げた。情けない悲鳴である。 本当は顔面を狙ったつもりだったが、当たったのはドリルを持っている方とは逆の左腕である。 こんな即席の枝が刺さるとは思っていなかったが、狙いがずれたのはいささかショックである。 いつも肉弾戦は部下に任せきりだからか、こうも腕が鈍ってしまっていたとは…。 次から、少しは自分でも現場に赴くことにしようと心に決めながら鳴海は木の上から飛び降りた。 突然上から降ってきた謎の人物に男だけではなく、追われていた少女も驚いたようだが、その隙に鳴海は男の懐に詰め寄った。 「なっ何だね君は! やるのかね? このドリルと! せっかく一人獲物を見つけたのに!」 間近に見ると男はいかにも邪悪そうな顔つきをしている。だが何の威風も感じさせない小者特有のいやらしい顔立ちだ。 例えばもし、この男が自分の学校の教師だったりしたら、すぐに転校を考える所である。そんな面構えだ。 もうこれだけで良かった。鳴海にとってはこの顔だけで手加減しないで済む理由になった。 「どう見たってお前が悪役にしか見えないんでね。」 「き…貴様ぁ!」 男は鳴海の軽口に一瞬で激昂し、無茶苦茶にドリルを振り回してきた。 「うおっ!」 思っていたよりも身軽な動きで迫ってくる。少々相手を舐め過ぎていたようだ。 後退しながら鳴海はポケットに突っ込んだ拳の感覚を確かめていた。その時うっかり、男のドリルの先端を右腕に掠めてしまった。 傷は大して深く無いようだが、動脈に触れたのだろう。血が派手に吹き出した。 「おぉ、やったぞ!」 その流血に男は歓喜し、油断したのである。これも小者特有の浅はかさで鳴海は安心した。 「やってないから。」 小さくそう呟くと、最速の動きで鳴海は拳を男の腹にぶつけた。 ガードの仕方すら心得ていない男の無防備な腹部に拳はめり込み、男は汚らしい反吐を吐きながらその場に崩れた。 鳴海の拳には鞄の中に入っていた黒く、何かの文様が掘り込まれたメリケンサックが嵌められていたのである。 それで力いっぱい殴られたのだから、男はたまらない。 念のためうつ伏せで倒れる男を爪先で小突いて確かめたが完全に気絶しているようだった。 「あの…」 その一部始終を眺めていた少女が不安げに鳴海を覗き込んだ。彼女の視線はどちらかと言うと鳴海本人よりも腕の傷が気になるらしい。 だが、鳴海はあえて違うことを言った。 「大丈夫、殺してはいないよ。」 ただ、鳴海の計算では男が目覚めるのは数時間後だろうから、ここに放っておくのは危険だろうが、そこまで面倒を見ていられない。 (事実その数分後、たまたまそこを通りかかった新田勇によって男はあっさりと止めを刺されるのだが、そんなこと鳴海の知る由も無かった。) 「とにかく逃げるぞ。」 鳴海はまだ戸惑いを拭い切れていない少女の腕を強引に掴むと走り出した。 鳴海とレイコの出会った経緯はこれで解った。 何とも鳴海らしい判断の仕方で、この状況下でも変わり無いように見える彼に少し安心したライドウである。 だが、彼の話の中から一つのことが気に掛かった。 「お二人の事情は解りましたが鳴海さん、貴方が使ったというメリケンサックは何処で手に入れたんですか?」 全員に配布されているルールブックを読む限り、支給される武器は各自最大で一つのはずだ。 だから鳴海の武器はあの煙玉ですでに枠が埋まっているはずなのだが…。 そう言えばそうだと、レイコも鳴海の顔を見やった。 もしかしてレイコと出会う前に、鳴海は既に誰かを殺し、武器を奪っていたのでは…? そんな疑問が頭をよぎる。 当の鳴海は二人の視線に、居心地が悪そうな素振りで後ろ頭を掻いた。 「それが俺にも解らないんだよ。最初から煙玉なんかと一緒に入ってたもんだし。」 その口調から、嘘を言っているようには見えなかった。 「ちょっと見せてもらえませんか?」 「あぁ。」 手を差し出すライドウに、鳴海は例のメリケンサックを放った。ライドウはそれを上手くキャッチするとじっと観察する。 ……もしやと思っていたが、無骨な鋼の表面に掘り込まれた文様を見て確信した。 彼らが根城にしている矢来区筑土町にある金王屋という骨董品店の地下に住んでいる、 マッドサイエンティストのヴィクトル博士が以前言っていた。 いつか悪魔の召還・合体を簡略化出来る小型の機械を発明したいと。 おそらく、これは博士が言っていた機械の亜種に違い無い。表面に彫られた文様が、葛葉に伝わる封魔の文字と酷似していたからだ。 「…これはおそらく悪魔を使役するための道具です。僕の管みたいな。」 「やったじゃないかライドウ、それを使えば…!」 悪魔召還師が悪魔を使役出来れば鬼に金棒である。かなりの戦力が見込めるということだ。 単純にそう思った鳴海は嬉しそうに身を乗り出した。だが、ライドウの表情は曇っていた。 「残念ながらこれは僕には使えません。これは…僕の管と規格があまりにも違いすぎる。 おそらくこれは、僕以外のサマナーが自分に合わせて作らせた物でしょう。」 ライドウの口からそう聞いた鳴海はがっくりと肩を落とした。レイコも心なしか残念そうな表情だ。 「だが、こいつは格闘用には使えるな。俺が持っておくよ。」 鳴海はすぐに気を取り直して楽天的にそう言うと、ライドウの手からメリケンサックをひょいと取った。 確かに、剣技と射撃を集中的に修行してきたライドウよりも軍隊格闘を身に着けている鳴海が持っていたほうがいいだろう。 まさかいかにも頭脳戦専門に見えるレイコに使いこなせるとは思えない。無難な選択だった。 「で、ライドウの方はどうだった?」 「僕の方は…。」 ライドウは謎の教室から見知らぬ街の通りに転送され、此処に至った経緯を話した。 まともに使いこなせる武器が無いからひたすら逃げ回っていたこと。 既にやる気になっている人物が最低二人はいるということ。 その一人は青葉公園で一人焼き殺している。 そしてもう一人は、自らを「魔神皇」と名乗っていたということ…。 その「魔神皇」という言葉を聞いてレイコがぴくりと反応した。 「葛葉さん、その人とは何処で会ったんですか? 教えてください!」 レイコの剣幕は今までと違っていた。依然顔色が悪いことに変わりは無いが、鬼気迫るものがあった。 ライドウはレイコの突然の変化に驚きを隠せなかった。だが、静かに首を横に振った。 「すみません、僕も逃げるのに必死だったので…それに大切な仲間ともその時逸れてしまい…。」 「そう…ですか…。」 レイコは眼を伏せた。複雑で、曇った表情だった。 「その魔神皇とやら、レイコちゃんと何か関係があるのかい?」 こういう時、鳴海のような率直な性格が心底羨ましいとライドウは常々思っていた。 自分にはこうもあっさり疑問を投げかけることは出来ないからだ。 レイコは少し間を置いた後、ほんの少しだけ顔を上げて途切れ途切れに話し始めた。 「あまり…あまり話したことは無いのですが…私のかけがえの無い人なんです…。 どうしてあんな風になってしまうまで、私に打ち明けてくれなかったのか…それが気がかりなんです。」 ライドウと鳴海はお互いの顔を見合わせた。 レイコと魔神皇との決定的な関係こそ解らない言い回しだが、おそらく二人はかなり深い絆で結ばれているのだろう。 だが薄くもやが掛かっているような彼女の表情から、さすがの鳴海もこれ以上のことを聞き出すことは出来なかった。 レイコはしばらく押し黙っていたが、ふいに顔を二人に向きなおし、今までで一番はっきりとした声で言い放った。 「鳴海さん、葛葉さん、私…魔神皇…彼を説得します。」 「無茶だ!」 ライドウは眼を見開き、レイコの肩を掴んだ。 普段、感情を押し殺し、表情すら殆ど変えないライドウにしてはあまりにも珍し過ぎる反応だった。 魔神皇の力を目の当たりにしたからこそ、ライドウはそう言えるのだろう。 「貴女は魔神皇の恐ろしさを知らないからそんなことが言えるんだ! あの男は…危険過ぎる…!」 先刻、ライドウと鉢合わせした時に、何の躊躇も無く魔法を浴びせかけてきた。 そして高笑い。まるでいじめられっ子が急に圧倒的な力を手にし、いじめっ子をいたぶるかのような。 殺戮が嬉しそうで仕方が無かった。 何より恐ろしかったのはあの眼である。慈愛など欠片も無く、ただ、狂気に打ち震えているようだった。 それを説得だなんて、あまりにも無謀すぎる。見つかった瞬間に消されるのが落ちだ。 だがレイコも折れなかった。 「でも私には、出来ると思うんです! いえ、私にしか出来ないんです、彼を助けることが!」 魔神皇を助ける? どういう事だ? レイコは続けた。 「それに…自分の身は自分で守ります…私の武器、これなんです。」 レイコは肩に掛かったライドウの手を払うと、自分のバッグから一振りの刀を取り出した。 脇差と呼ばれる短い刀だった。ライドウが愛用していた太刀のように居合いには向かないが、その分小回りが利く刀である。 「だがしかし…!」 言葉を言いかけた所で、ライドウはがばっと立ち上がった。 そして、徐にレイコの脇差を奪い取ると、カーテンの閉じられた窓を開き、そのまま外に飛び出した。 レイコは言葉を失い、鳴海も窓から半身を乗り出して何度も彼の名を呼んだが、ライドウは戻って来なかった。 「クソっ…。一体何だってんだ!」 ライドウの勝手な行動に苛立った鳴海は、錆びた窓枠を殴りつけた。 遠い所で声が聞こえた。あまりにも儚く、鳴海とレイコには聞こえなかったのだろう。 それくらい遠い所からだったが、鍛え抜かれた聴力を持つライドウにははっきりと聞こえた。 まだ少年と言ってもいいような男の声で、確かにこう言っていた。 『みんな聞いてくれ! 僕たちには殺しあう必要なんて…』 その先は銃声のようなけたたましい音で掻き消された。声の主は生きているのか、殺されてしまったのか…。 だが、まだ生きていたとしても何と無謀な…! やる気になっている者の存在を知っている以上、ライドウは動かずにはいられなかった。 自分たち以外にも、人を殺すことに躊躇っている人物がいる…! 彼を死なせるわけには行かない…! ライドウは自分の身も十分に危険な状態であることすら忘れ、脇差を片手に声のした方に向かって走った。 【葛葉ライドウ 所持品:クロスボウ・脇差 現在位置:廃墟ビルより移動】 【鳴海:片腕負傷 所持品:煙玉・何かの機械 現在位置:廃墟ビル内】 【赤根沢レイコ 現在位置:廃墟ビル】 【反谷孝志(ハンニャ)(ペルソナ2罪・罰):死亡 現在位置:青葉公園】 【残り ?名】 Back 002 Next 004
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登録日:2014/10/06 Mon 12 04 30 更新日:2023/12/03 Sun 18 39 33NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 DM DM-30 DM-56 DMC-62 アンコモン アーマード アーマード・ドラゴン サムライ サーチ ティラノ・ドレイク デュエル・マスターズ デュエル・マスターズ プレイス ドラゴン プロモーション・カード 戦国編 星祐樹 火文明 火文明のクリーチャー 火文明のドラゴン 闘龍鬼ジャック・ライドウ 「進化せよ!我が闘魂、今まさに太陽と化す!」 「天、地、刃!我が魂よ、新たなる世界を切り開け!」 (*1) 《闘龍鬼ジャック・ライドウ》とは、TCG「デュエル・マスターズ」のクリーチャー。 DM-30「戦国編 第3弾 戦極魂(ウルトラ・デュエル)」にて初収録。レアリティはアンコモン。 DMC-56「ザ・サムライ・レジェンド」、DMC-62「ウルトラ・NEX」などにも再録された。プロモーション・カードにもなっている。 進化クリーチャーのサーチに長けたカードとして有名である。 ●目次 スペック 呼び出す候補■ドラゴンとティラノ・ドレイクの兼任ならば ■アーマード・ドラゴン ■ティラノ・ドレイク ■サムライ 専用デッキ デュエル・マスターズ プレイス2021年8月26日以降 余談 スペック 闘龍鬼ジャック・ライドウ UC 火文明 (5) クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ティラノ・ドレイク/サムライ 5000 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札を見る。その中から、このクリーチャーと同じ種族をひとつでも持つ進化クリーチャーを1体選び、相手に見せてから手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。 cipで同種族の進化クリーチャーをサーチできる。 最低でも アーマード・ドラゴン/ティラノ・ドレイク/サムライ の三種族の進化クリーチャーをサーチ出来る。 勘違いしがちだが「ドラゴンから進化するクリーチャー」を全てサーチはできない。 アーマード・ドラゴンから進化できても、アーマード・ドラゴンを種族に持たない進化ドラゴンはサーチできない。 ドラゴンから進化する(ジャック・ライドウから進化する)フェニックスも無理だが、例外としてティラノ・ドレイクを種族に持ち、ドラゴンを進化元にする《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》などはサーチ可能。 デッキ構築時には適切な進化クリーチャーの選択を慎重に行うことが求められる。 ただし、テキストでは『このクリーチャーと同じ種族』となっている。 なので《無双龍聖ジオ・マスターチャ》などの種族追加効果がある場合は、追加種族もサーチすることが可能。 種族追加をした場合は、アーマード・ドラゴンを種族に持たない進化ドラゴンをサーチできるパターンもあると言えばある。 DMC-62収録時にはテキストが変更されて強制効果から任意効果になり、微妙な強化が行われた。 効果の解説だが、ジャック・ライドウは、アーマード・ドラゴンとティラノ・ドレイクを兼ね備えたクリーチャーだが、同じ種族を持つ進化クリーチャーとの相性は抜群に良い。 誰もが思いつく存在は《超竜騎神ボルガウルジャック》《九龍騎神ドラン・ギレオス》の二枚だろう。 この二枚は、進化元にした種族によって使える効果が異なるというギミックを搭載した進化クリーチャー。 そのため、サーチした後にジャック・ライドウを進化元にしてしまえば、両方の効果が使える。 両方の効果が使える二体は、相手に隙を与えないレベルでの破壊力を見せてくれる。 というか、ジャック・ライドウというカード自体がこの二体との組み合わせを考慮して考えられたクリーチャーだと思われる。 不死鳥編時期に、本来コンボ用カードとして作ったもののほとんど使われなかった《闘龍騎リューガライザー》の反省から来たのだろう。 イラストレーターも同じであり、明らかに狙ったとしか思えない要素が多い。 上述の2体以外の進化クリーチャーとの相性も良い。 殿堂入りした《超竜バジュラ》などもジャック・ライドウの良き相棒となりうる。 サーチして手札に持って来れば、安定した進化ができる。 《超竜バジュラ・セカンド》《超竜サンバースト・NEX》なども候補か。 ドラゴンを投入しないティラノ・ドレイクデッキでも戦える性能なので、《轟竜凰ドラグランダー》《覇竜凰ドルザバード》をサーチするとよい。 マナカーブ的にも綺麗に繋がるため、確実性が高い。 サムライデッキでも活躍できるだろうが、サムライはドラゴンを兼ね備えたクリーチャーが多いので、アーマード・ドラゴンとやや被るか。 総評としては、非進化のデメリット効果のない5コストのアーマード・ドラゴンというだけで優秀。 種族・能力・パワー共に不安な面が存在しない。 これらの種族の進化クリーチャーを扱う場合は主要カードとして活躍が期待できるだろう。 呼び出す候補 ■ドラゴンとティラノ・ドレイクの兼任ならば 超竜騎神ボルガウルジャック VR 火文明 (7) 進化クリーチャー:ティラノ・ドレイク/アーマード・ドラゴン 8000 進化-自分のドラゴンまたはティラノ・ドレイク1体の上に置く。 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、ティラノ・ドレイクの上に置いた場合、相手のパワー4000以下のクリーチャーを1体破壊する。 このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードをすべて見せてもよい。その中にドラゴンがあれば、アーマード・ドラゴンかティラノ・ドレイク以外の、このクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーを1体破壊する。 W・ブレイカー DM-22で登場した進化ティラノ・ドレイク/アーマード・ドラゴン。 進化元にした種族によって、効果に違いが出る。 戦国編当時初めてジャック・ライドウを見た人は、間違いなくこいつの存在を思い出しただろう。 もちろん相性は抜群で、ジャック・ライドウを進化元にすれば、二つの効果を使える。 九龍騎神(くーろんきしん)ドラン・ギレオス VR 闇文明 (7) 進化クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ/ティラノ・ドレイク 7000 進化-自分のドラゴン・ゾンビまたはティラノ・ドレイク1体の上に置く。 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、ティラノ・ドレイクの上に置いた場合、相手の手札を見てその中から1枚選び、捨てさせる。 このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードをすべて見せてもよい。その中にドラゴンがあれば、相手のアンタップされているクリーチャーを1体破壊する。 W・ブレイカー DM-23で登場した進化ドラゴン・ゾンビ/ティラノ・ドレイク。 ティラノ・ドレイクから進化するとcipで《解体人形ジェニー》と同じピーピングハンデス。 攻撃する時に下にドラゴンがあれば《デス・スモーク》を撃つ。 色こそは違うが、ティラノ・ドレイク持ちなのでジャック・ライドウでサーチが行える。 ドラン・ギレオスはドラゴン・ゾンビだが、能力で指定する種族は『ドラゴン』なので、ジャック・ライドウでも両方の能力が使える。 ■アーマード・ドラゴン 超竜バジュラ SR 火文明 (7) 進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン 13000 進化-自分のドラゴン1体の上に置く。 このクリーチャーが攻撃する時、相手のマナゾーンからカードを2枚まで選んでもよい。相手はそれを自身の墓地に置く。 T・ブレイカー 殿堂入りしている伝説のドラゴン。 説明不要の驚異のランデスを行える。 殿堂入りしているため、なかなか手札に来にくいだろう。 そんな時こそジャック・ライドウ。確実にサーチが可能で安定した召喚が行える。 シールドやマナに入っていた場合は…しょうがない。 超竜バジュラ・セカンド R 火文明 (7) 進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン 13000 進化-自分のドラゴン1体の上に置く。 このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚相手のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。その後、相手のパワー5000以下のクリーチャーを1体破壊する。 T・ブレイカー 全制覇挑戦パック Vol.3で先行収録されたアーマード・ドラゴンの進化クリーチャー。 バジュラから能力が多少変わっており、アタックトリガーのランデス能力が1枚に減り、代わりに相手のパワー5000以下1体を破壊する火力を獲得している。 ジャック・ライドウで、バジュラではなくこちらをサーチするのも良い。 バジュラと違い、殿堂入りになっていないため、確実に山札からサーチできる点も大きい。 超竜サンバースト・NEX P(R) 火文明 (7) 進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン 11000+ 進化-自分のアーマード・ドラゴン1体の上に置く。 このクリーチャーがバトルに勝った時、このクリーチャーをアンタップしてもよい。 パワー12000以上のクリーチャーとバトル中、このクリーチャーのパワーは+11000される。 W・ブレイカー 劇場版第2弾の入場者プレゼントとして登場した進化アーマード・ドラゴン。 《無限掌》と同じ能力と、条件付きのパンプアップ能力を持つ。 相手が光ブロッカーなどを大量展開してきたときには、こいつを呼び出すといいだろう。 ■ティラノ・ドレイク 覇竜凰ドルザバード SR 闇文明 (6) 進化クリーチャー:ティラノ・ドレイク 11000 進化-自分のティラノ・ドレイク1体の上に置く。 フォートE:ブレイブ・スピリット(このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、ブレイブ・スピリットを自分のマナゾーンでタップしてこのクリーチャーを召喚していた場合、このクリーチャーは次のFE能力を得る) FE-このターン、このクリーチャーがブレイクしたシールドの「S・トリガー」を相手は使えない。 フォートE:ティラノ・ドレイク FE-このクリーチャーは、相手のシールドを1枚ブレイクする。 W・ブレイカー DM-20で登場した闇の進化ティラノ・ドレイク。 2つのフォートEを持ち、ブレイブ・スピリット側はS・トリガー封印、ティラノ・ドレイク側はcipでのシールドブレイク効果。 マナカーブ的に、サーチ→召喚 という流れが繋がりやすい。 轟竜凰ドラグランダー VR 火文明 (6) 進化クリーチャー:ティラノ・ドレイク 8000+ 進化-自分のティラノ・ドレイク1体の上に置く。 W・ブレイカー このクリーチャーは、タップされていないクリーチャーを攻撃できる。 フォートE:ブレイブ・スピリット(このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、ブレイブ・スピリットを自分のマナゾーンでタップしてこのクリーチャーを召喚していた場合、このクリーチャーは次のFE能力を得る) FE-パワーアタッカー+4000 ハーフデッキに収録されたティラノ・ドレイクの進化クリーチャー。 強力なアンタップキラー。 ドルザバード同様、こちらもマナカーブ的に繋がりやすい。 ドルザバードとは好みで使い分けよう。 ■サムライ 戦極竜ヴァルキリアス・ムサシ VR 火文明 (6) 進化クリーチャー:ヒューマノイド/アーマード・ドラゴン/サムライ 11000 進化V-自分のサムライ・クリーチャー2体の上に置く。 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、進化ではないサムライ・クリーチャーを2体まで、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。そのクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。そのターンの終わりに、そのクリーチャーを破壊する。 W・ブレイカー DM-30で登場した進化Vヒューマノイド/アーマード・ドラゴン/サムライ。 同じ種族のクリーチャーをバトルゾーンにノーコストで出せる能力を持つ。 サムライを呼べるジャック・ライドウの能力で、ヴァルキリアス・ムサシを呼び出せる。 ジャック・ライドウを進化元にするのも悪くは無い。 ただ難点としては、さらに進化元がもう一体必要なことと、手札消費が非常に激しいことか。 専用デッキ ジャック・ライドウから、バジュラ各種進化ドラゴンをサーチして進化する専用デッキが作られている。 マナブーストによるバックアップのために黒赤緑で組まれる事が多い。 基本戦術は、ジャック・ライドウを出しながらもコスト軽減を生かすことになる。 コスト軽減を行う《コッコ・ルピア》によるコスト軽減や各種マナブーストを用いる。 そして、ジャック・ライドウを召喚して進化獣をサーチし、そこからコスト軽減でバジュラやボルガウルジャックを召喚し相手に攻撃を仕掛けていく。 戦術は簡単なため、意外と流れが決まりやすいところが特徴。 進化ドラゴンを安定して召喚できるため、ジャック・ライドウを出せばこちらのパターンに持ち込みやすい。 だが、弱点もなかなか多く、大型進化クリーチャーを使う都合上、一発の除去に対して脆い。 進化元を除去されたり、S・トリガーを使われたら再展開が出来なくなること。 また、黒赤緑で組まれること多いので手札が枯渇しやすく、ハンデスを連続して喰らったりすると除去で展開を妨害されるよりも苦しい戦いになることもある。 守りも手薄になりやすいので、ビートダウンの相手も厳しい。 デュエル・マスターズ プレイス 闘龍鬼ジャック・ライドウ UC 火文明 (5) クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ティラノ・ドレイク 5000 バトルゾーンに出た時、自分の山札から、このクリーチャーと同じ種族を持つ進化クリーチャーを探索し、1枚を公開してから手札に加える。その後、山札をシャッフルする。 DMPP-09EX「聖竜凱旋 -REBORN OF THE SURVIVOR-」にて収録。レアリティに変更はないが、性能は調整が起きている。 種族からデュエプレに登場していないサムライが削除されており、所持種族数が実質減っている。 山札からのサーチはゲームの仕様に合わせて探索となっており、効果も任意から強制に変更された。 探索の仕様の問題もあるので仕方ないが、サーチに関してはTCG版のように自由に動き回ることは出来ない。 と言っても《超竜騎神ボルガウルジャック》や《覇竜凰ドルザバード》に繋げる要員としては十分強力。 2021年8月26日以降 闘龍鬼ジャック・ライドウ UC 火文明 (5) クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ティラノ・ドレイク/サムライ 5000 バトルゾーンに出た時、自分の山札から、このクリーチャーと同じ種族を持つ進化クリーチャーを探索し、1枚を公開してから手札に加える。その後、山札をシャッフルする。 2021年8月26日のアップデートにおいて、サムライが追加される調整を受けた。DMPP-10においてサムライが追加されたことによる修正と見られる。 探索の範囲が広まり、TCG版と同様にサムライのサーチカードとして十分な働きを見せてくれる。 余談 「闘龍騎」ではなく「闘龍 鬼 」。おそらくサムライ化した闘龍騎(アーマード・ドラゴン/ティラノ・ドレイク)ということだと思われる。 誤字、脱字、間違い!我が魂よ、新たなる追記・修正を切り開け! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 今でも色褪せない名カード。これからも末永く使われるだろう。 -- 超竜バジュラ (2014-10-06 18 34 20) うーん、シデン・ギャラクシーやボルフェウス・ヘヴンとかサーチしてた俺はいかんのかね -- 名無しさん (2014-10-07 07 17 27) ↑記事内の連中が大正義すぎるだけで十分アリじゃない? -- 名無しさん (2014-10-07 12 54 19) リューガライザーの存在意義を完全に消したカード -- 名無しさん (2014-11-23 14 46 12) 俺の場合はボルガウルジャック、ザンバーストNEX、グレイテストシーザー、場合によってはドラグムーンを呼び出してるな。 -- 名無しさん (2015-04-10 22 43 55) アニバーサリーイヤーとなる王来編で、過去キャラモチーフの進化クリーチャーが大量に供給されて強化。期待の新人・モモキングRXのサポートとしてまた日の目を見るかも -- 名無しさん (2021-07-29 02 09 19) モモキングRXとコスト同じなのが辛いか -- 名無しさん (2021-11-15 00 56 29) 名前 コメント